ECU修理&熱対策 ver.2 2010/04/30 144,500km

修理を機に、ECUの熱対策として延長ハーネスにより助手席下へ移設していました。
しかし、貧弱なアルミステーとマジックテープでの設置では、設置と呼べる代物ではなかった
(固定できていない)ため、設置方法を改め、プラスαの細工をして純正位置へ戻すことにしました。

 
これまでの状態。
一応カーペットとECU本体をマジックテープで
固定してはいましたが…。
自分で振り返るのも恥ずかしいくらい、雑な移設でした。

今回は単純に「こんな設置はスマートじゃない!」
という理由により、純正位置に戻すものです。
こちらは修理以前の細工。
ケースに断熱シートを貼り、
スペーサでバルクヘッドとの空間を設けていました。

結局この後、内部のコンデンサが劣化したため
修理したのですが、果たしてそれは熱のせいだったのか
それとも単に部品の寿命だったのか?
残念ながら疎い僕にはそれを知る術はありませんが、
少なくとも1992年の製造日から
修理をした2006年までの15年間は
純正状態で問題なく機能していたはずです。
電子部品の耐熱性がどれほどかは分かりませんが
壊れたら、その時直せばよいのです!
(正しくは「直してもらう」のですが…(^^;))
熱にやられないか、という心配より
スマートじゃない固定がイヤ! ということで純正位置へ。

純正位置に戻す際のプラスαとして、
ECUケースとバルクヘッドの間に断熱板を追加します。
・耐熱温度120℃の塩ビ版(加工が簡単) に
・粘着剤+アルミシート付きのグラスウール断熱シート
(2輪屋で売っている一般的なもの)を貼り付けました。
裏側は見栄えのためアルミテープを貼り付け。
バルクヘッド、断熱板、15mmのアルミスペーサ、ECUの順。
断熱板と15mmの空間を設けたことで、エンジン熱の影響は
純正以下に抑えられるのではないでしょうか。
中途半端な固定と、コネクタが増える延長ハーネスは、
自ら故障する箇所を増やしていただけかもしれません。

信頼性では純正に勝るものなし?
これが純正状態なので、元に戻しただけなのだけれど
すっきりしていて気持ちが良いです(^^)
重要な部品だからこそ、確実な固定が必要だと思います。
ECU様、15年と言わず、20年くらいは
しっかり機能してくださいね〜


5月、気温約25℃の高速道路で
90〜100km/h、2時間程度の走行では
室内側のECUケース表面温度は
「熱いと感じない温かさ」でした。

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