タイミングベルト交換    2006/2/22-25

走行距離が110,000qに達したため、
2回目のタイミングベルト交換を行うことにしました。
お店に任せてもいいのだけれど、
自分のビートなら自分で作業したい。
でも、果たして無事に終えることができるのか!?
という不安はありますが、
「成せば成る 成さねば成らぬ何事も 成らぬは人の成さぬなりけり」です!


交換作業にあたって、工具は絶対に必要です。
整備書によれば、プーリー回り止めのSSTは「HEX50mm」。
ディーラーへ借りに行くのもなんだかな…なので
ここはひとつ自作することにしました。
そこで、スケールを持ち出し実測です。
整備書を疑っているわけではありませんが、
自分で確認せずにはいられない性質なので(^^;)
まあ当然二面幅50mmであるわけで…。
さぁ、タイミングベルト交換計画発進!
クランクプーリー回り止めSSTです。
M33の50mmナットを入手し、
適当な大きさの端材にTig溶接。
まず一つの問題点をクリヤできました。
次は交換パーツの入手だけれど
ヴァーチャルピットの閉鎖が痛い…。
整備所を片手に、部販の方と相談しながら
購入した交換パーツたち。
主役のベルトにウォーターポンプ、ベアリングとパッキン類です。
タイミングベルトはライフダンク用を流用することにします。
ターボ用なので耐久力はあるのでしょう。お値段も割高でした。
交換パーツ一覧は最後に掲載。

ただ、ビート純正ベルトでもいつ切れるのかは分かりませんから
気休め程度ではありますが。
「流用」というコトバにチューニングの香りがしないでもない(笑)
ピット(駐車場ともいう)です。
普段はバックで入れますが、作業性を考慮して
お尻を広いほうへ向けました。

レースでピットインしたマシンみたいだな…。
(ん?頭から入れるということは…!?)
ウォーターポンプの交換も行う予定なので
クーラントを抜き取ります。
あっ、少しこぼしてますね。
クーラントを抜いている間に、エンジンを開けるため
幌とスクリーンを外します。
1番ピストンの上死点を出す作業の際に
自作SSTの確認をします。よし。

中央の17mmのソケットでクランクを回し…
小窓から見える突起に
フライホイルに刻まれている、白いTマークを合わせます。

さて、これからが本番。
ベルトにたどり着くためには、
A.C.Gベルト、A/Cベルト、クランクプーリ、エンジンサイドマウント、
マウントステー、ヘッドカバー、ベルトアッパーカバー、
ベルトロワカバー、と外していく必要があります。
長い道のりです。
作業スペースは驚くほど狭いので根気が要ります。
A.C.Gベルトを外すためには、
@アジャストボルト
Aテンションナット
B(奥の)ピボットボルト
を緩めます。
するとオルタネータが動きますので
ベルトのテンションが緩みます。

Top Next
inserted by FC2 system