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ビートのトラブルとして代表的なものに
タイミングベルト、雨漏り、そしてデスビが挙げられます。
中古で購入した自分のビートもデスビの交換の有無が
分からなかったので、とりあえず交換し事無きを得ました。
交換したのは2002年4月、走行約50,000q時
一度目のタイミングベルト交換とほぼ同時に行いました。
プリモにお願いすると、クレーム扱いで無料で対処してくれたので
用済みになった古いデスビを持ち帰りました。

部屋の片づけをしていたある日、箱の中から出てきたので
内部の状態を確認するため、分解してみることに。

「ビートポックリ病」等とオソロシイ病名をつけられた
デスビのトラブル。
“雨水の浸入→錆の発生→回転部の抵抗による発熱→
グリスの劣化→シャフトにガタが生じ正常に機能しなくなる”
大まかにはこんな感じらしいです。
まず外観で見えるところからチェック。
駆動ギヤには錆びはなく、きれいにアタリがついています。
 
ふたを開けてみます。
中も結構きれいな状態で、目立った汚れなどは無いようです。

中央のシャフトに錆を発見。
しかし回転はスムーズで、特に問題なさそうです。
先端の黒い樹脂には5本のリブが入って補強されています。
 
ゴムのパッキンに白い粉が。
接点が削れたモノでしょうか?
こちらはキャップの中です。3つある接点がよくわかります。
中央の接点もバネでヒョコヒョコ動くし、樹脂もそんなに
悪い状態ではないので、実はまだまだ使えるのかも!?
 
さて、ここからが分解の本番だ!と意気込んでみたものの
ビスを5本緩めただけでギブアップ…。\(-。-;)/
駆動ギヤが圧入orカシメがされているようで
どうしようもありません。もはやここまでか…。
ドライバーを突っ込んで、チラリと見え隠れする
ビスを緩めてみましたが、無駄な努力でした。
ギヤの根元を切断する以外に方法は無さそうです。残念。

最後にキャップをもう一度。
3本のビスが見事にナメてます。
ソケットで回してくれればよかったのになぁ。

自分は詳しくないので、
こんな程度のレポートになってしまい非常に残念です。(_ _ )

このデスビ君は“いつか”のために
大事にしまっておくことにします。

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