エンジンマウント交換 2009/12/30 141,000km

こつこつとリフレッシュしてきたゴム部品ですが、
サスブッシュに続き、走りに影響するエンジンマウントを交換しました。
フツーに新品に交換するのも面白くないので、
ありきたりな手法ですが、ちょっとひと工夫して装着。
更なるドライバビリティの向上を目指します!
 
今回交換する新品のエンジンマウント類。
上段左から、エンジン左側、右側、トランスミッション用。
下はトルクロッド用です。
エンジンマウント交換といえば…
常套手段のシリコン充填による剛性アップ!
お手製「強化マウント」を実行します。
ためらうことなく、新品マウントにシリコンを充填!!
さあ、後には引けません。

このシリコンは空気中の湿気によって硬化する、
らしいです。
2週間の時間をおき十分硬化させて、準備完了。
しばらく前からミッション部のみ「シリコン」していたのですが
その効果は、次の通り。
・エンジンの動きが小さくなった気がする
・アイドリング、走行中共に音・振動が大きくなった
・4500rpm付近で共振が発生(巡航中気になる…!)

サイドのマウントも強化したら
振動が大きくなるだろう、というのは覚悟の上ですが
リジッド感が得られるメリットを優先しました。
共振点は常用域からずれてくれるのではないかと
期待しています。
さて、交換作業開始です。

サービスマニュアルには、エンジン脱着時の
マウント締め付け順が指定されていることに
このページ編集中に気付きました…(笑)
「ねじりを極力なくす」という基本を押さえたし、
1点ずつの交換であるし、神経質になることもないでしょう。
(上の写真)
マウントとブラケットを取り外しました。
サブフレーム側の1点(写真のボルト位置)は
マウントの影になり見えないので、取扱い注意。
この時、エンジンの下からジャッキをあて支えています。

(左)
新品マウント装着。
続いて車体左側のマウントに取り掛かります。
幌を開け、メンテナンスハッチを取り外し
吸気のインダクションボックスを外したところです。
見えないところはキタナイネー…。
エンジンのスプラッシュガードを取り外し、
車両下側から覗いたところ。
青丸中のマウントは、一方はボルト、もう一方は
スタッドボルト&ナットで固定されています。
それらに到達するためには、エクステンションが必要です。
左は、400mm分のエクステンションをあてがう、の図。
エンジンをジャッキで支えていれば、どこから緩めても
OKでしょう。
取り外した左側マウントです。
表面に細かなヒビが入っていますが、
14万km相応の状態でしょう。
しかし…ノーマルが意外に柔らかいことを目の当たりにして、
「いきなりのシリコン充填は早まったか!?」感を
強く感じたのでした(‐_‐;)
しかし後戻りできないのです!(笑)

残り2か所へ続きます。

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