スカイサウンド修理 2009/03/01 134,900km

Z ビートのオーディオは、「スカイサウンド」という専用品です。
カセットがメインなのですが、純正オプションやADZZESTのCDC635等のCDチェンジャーを
接続することができるため、なかなか使い勝手が良いと思います。
そんなスカイサウンドも、走行中に電源ON-OFFを繰り返すようになり
まともに機能してくれなくなったため、修理に出すことにしました。

音楽を聴くためには 「本体の修理」 または 「2DINコンソールの装着」
の2通りが考えられますが、僕は修理することを選びました。その理由は…

1. スマートなセンターコンソールのデザインを崩したくないから。

2. レベルメータ(2本の赤い針がピコピコ動くやつ)が
タコメータのデザインと統一感があって気に入っているから。

3. ビートのマーク(左向きのデフォルメされたMTBのマーク)は
スカイサウンドのカセット挿入口にしかついていないから。
※追記:そんなことありません。フロアマットにも付いてますね。
書いているときは気付かなかった…(笑)

4. AVC(オートボリュームコントロール:車速に応じて音量が変わる)
の機能がとても便利だから。

5. そしてなにより、「スカイサウンド」はビート専用品だからです!

代替が利かないシステムだからこそ、ずっと使いたい続けたいものです。
たとえ音楽が聴けなくなったとしても、ビートの本質はそこではありませんし、
周辺部品を加工してまで汎用品を装着する魅力が感じられません。

とは言うものの、やっぱりお気に入りの音楽を聴きながらのドライブは楽しいものです(^^)
なんとか修理してもらいましょう!

Z
まずはスカイサウンドの取り外しです。
赤○の位置にある、両サイドのネジを外し
本体を手前に引き抜きます。
引き抜く前に、アンテナ線とハーネスのコネクタ、
を抜くのですが… ハーネスの長さが極端に短い!
裏から手を入れるのも非常に困難なので、
マイナスドライバでコネクタのつめを押さえて抜きました。
これはこの機会になんとか改善したいところ。

その後近所のホンダカーズへ持ち込み、
快く引き受けてもらいました。
中央の白いものが問題のコネクタです。
もう少し長くしてくれても良かったのに、
融通が利かず、あの位置にほぼ固定です(- - ;)
解決方法として使用したのが、汎用の
「ホンダ用16ピン電源取り出しハーネス」です。
今まで縁の無かった、カーショップのオーディオコーナーを
物色して、これを発見しました。
純正オーディオのコネクタ形状は
昔から変わっていないのですね。
コンソール入り口までコネクタを延長できるので
これで取り外しも楽になるでしょう。
(滅多に取り外さないと思いますが。)
修理が済んだ、スカイサウンド120W。
前面パネル、ボタン、16個のコンデンサが
交換されて戻ってきました。
カセットテープは今後使用することはないと割り切り、
今回は未修理です。

修理伝票には
「部品供給不可が多くあるため、
次回修理は返却になる場合があります」
との非情な宣告が…(^^;)
本体下面には、今回修理してくれた方の検印があります。
(赤○の箇所)

修理費用は…ふふふ(泣)
テープ部込みの完全修理の場合、3万円との見積もりでした。
交換されたパネルです。
ディスプレイ部の透明なパネルは
両面テープで接着されているだけのようなので
何か細工できそうです。
その裏側。
特に目立つ損傷はありませんが…
電源ボタンのアップ。
各ボタンから伸びている細い棒を介して
操作していたんですね。
「ボタンが壊れて電源が入らない」という
トラブルもあるそうですが、その理由が分かります。
僕のも少し曲がって、白く変色していますので、
今後は乱暴な操作は厳禁です。
スカイサウンドの装着です。
コネクタを接続して、ハーネスを奥にうまく収めます。
写真の青線はCDチェンジャーのコード、○がコネクタです。
ちょうどこの反対側にアンテナ線が接続されています。
無事電源が入りました。
FM78.4MHzのK-MIXがクリヤに聞こえます♪
もちろんCDチェンジャーもOKです。

MTB2008に出展されていた
「ビートナビ」のその後が気になりますが、
スカイサウンドにはこの先も長く頑張ってもらいましょう。

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サービスの方が
「Nの部品もまだあるのですから、
  ビートは全然大丈夫ですよ!」
と励まして(?)くれました。どうもありがとう!
 
※修理後の調子について(2010.6.20追記)

修理直後は電源落ちの症状が改善されて、
CDチェンジャーも正常に作動していました。
しかし、1年程度で電源落ちの症状が再発するようになり、
電源も入らなくなって、修理前の状態に逆戻り…。
せっかくのMTB2010もスカイサウンド不動でした。

もうダメなのかな、と諦めかけていたとき
ふと「不調の原因が分からないときは、純正に戻すべし!」
という言葉を目にしたのです。
ダメでもともと、という気持ちででCDチェンジャーの接続を
外してみたところ、なんとスカイサウンドが復活!!
原因はよく分かりませんが、使えるようになったのだから
まあいいか(笑)。

さて、これからお気に入りの音楽を聴くには、
どうすればいいのだろう?
もうCDチェンジャーを使う時代じゃないよなぁ…。

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