オイルクーラー・油温計取付け   2008/02/03

高速道路を100km/hで走り続けると、油温が120℃を超えるとか超えないとか!?
これを知るまでは、「水温さえ見ておけば大丈夫だろう」と思っていました。
しかしビートは油温が厳しいようですので
走行中の温度はいくつなのか、正常・異常を把握することにしました。
一年に数回ですが、サーキット等で高回転域を多用する事もあり
エンジン保護のために、オイルクーラー・油温計を装着です。


Z 今回の主役、RSマッハの水冷オイルクーラーキット。
オイルフィルタとエンジンブロックの間に挟みこみます。
空冷式については、オイル増分に対してオイルポンプの
容量が足りないのでは?という情報があるようですが、
それはウォーターポンプについても
同じことが言えるのではないでしょうか。
実際のところ詳細はわからないので、装着が容易で、
走行速度によらない水冷式を装着することにしました。
オイルラインを加工するか、冷却水ラインを加工するか
の差もありますが、どちらもリスクは同じでしょうか。
Z

オイルクーラー取り付けと同時に、油温計、水温計を装着します。
シンプルで気に入っていた大森のメーターが追加で入手
できなくなったため、Pivot COMPO-X で統一することに。
理想は「目盛と数字のみ!」の飾り気のない
まさに大森メーターのそれでしたが、
今はそんなデザインは受けないのでしょうか…(悲)。
文字盤と形状が好みに近かった、このメーターを選択しました。
LEDの文字透過式8色イルミネーション。
その他機能がいろいろ。


オイルブロックに油温センサを取り付けた状態。
内壁から5mmほどセンサの先端が出ています。


取り付けに当たって、まずはオイルフィルターを外します。
オイルが流れ出てきますが、フィルター内に溜まっている
わずかな量です。
また、ラヂエターのドレインプラグとウォーターパイプの
ドレインボルトから冷却水を抜きます。

クルマの下に入るとき、アルミのキャンピングシートを敷いています。
クッションと滑り具合が適当で、また反射光で
明るく照らされるので作業がしやすいです。


仮止めでイメトレ。
センサーとホースがエンジンに干渉しないように…。
マッハのキットではこの向きにしか付かないようですね。
写真の上が車両前方です。
30mmのソケットで締め付け。


オレンジ点線の、ヒーター側のパイプとエンジンの間に
オイルクーラーを割り込ませます。
サービスマニュアルからすると、ヒーターからの戻りの
冷却水を利用するようです。


ヒーターパイプにつながっている赤青印のホースを外し、
キット付属のホースを組み付けます。


レイアウト決定。
上写真の赤と青同士をそれぞれ接続します。
赤印のホースはトルクロッドブラケットの間を通しました。

(無負荷状態では、トルクロッドのブッシュが
 スカスカだったのが少しショックです…
 15年経てば仕方ないか)



ホースが長いと、ホースが最低部となってしまうため、
長さを調整して無理のない配置にしました。


水温計のセンサはエンジン側アッパーホースに
アダプタを挟み込み取り付けました。


サーバー(黒い箱)のハーネス延長。
ACC電源はオーディオヒューズから取り出しでOKでしたが
イルミ電源の取り出し方を間違っていましたの図。
横着せずスモール配線から分岐させないと
照明が常時点灯してしまいNGでした。


エンジンルームから室内への配線引き込みは
リレー横のグロメットを加工して行いました。


メーターをインパネの上に仮置きして、配線隠し作業。
しかし…作業中唯一憂鬱になる時間。
室内の配線作業は苦手だなあ(- -;)


サーバーはオーディオ裏のスペースに配置。
続いて電源、アースを接続して完了です。


本当は視線移動が少ないほうがいいのですが、
インパネ中央の高い位置に2つもメーターが並ぶのは
スマートではないので、助手席側に設置しました。

2011年11月 センターコンソールへ移設

☆メモ
外気温 : 約30℃
エンジン回転 : 3000〜7000rpm
速度 : 40〜90km/h 
水温 : 90±5℃
油温 : 100℃(ほぼ一定)


オレンジ照明の減光モードで、純正メーターと
ほぼ同一の色、明るさに合わせる事ができます。
統一感があり、スポーツカーのコックピットらしくなってきました。

温度をチェックしながら走れるので
またさらに楽しくなりそうです。





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